C型肝炎・ C型肝硬変とは?

C型肝炎ウイルス(HCV)が引き起こす
肝臓の病気です

肝臓の病気にはさまざまなものがあります。肝臓全体に炎症が起きている状態を「肝炎」と呼び、6ヵ月以上続くと「慢性肝炎」と呼びます。肝炎を治療せずに放っておくと肝臓の正常な細胞が壊され続け、「肝硬変」へと進行する可能性があります(図1)。

「肝炎」や「肝硬変」の原因として最も多いのが「C型肝炎ウイルス(HCV)」です。HCVを原因とする肝炎や肝硬変をそれぞれ「C型肝炎」、「C型肝硬変(C型代償性肝硬変とC型非代償性肝硬変)」と呼びます。

肝がんの多くはC型非代償性肝硬変からの進行と考えられているため、HCVを原因とする肝臓病には一層の注意が必要です。

図1:C型肝炎~C型肝硬変~肝がんへの経過(イメージ)

COLUMN

肝臓は「沈黙の臓器」

肝臓は健康な状態では、余裕をもって働いているため、ある程度の細胞(肝細胞)が傷害を受けて壊れても、生き残った細胞がカバーすることで機能を維持することができます。そのため、病気になってもある程度進行するまで症状があらわれず、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれます。

自分が気付かないうちに病気が進んでいることがあるため、肝臓の状態を定期的に把握しておくことが大切です。

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年間約2万5千人の方が肝がんで亡くなっています

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